冷え性に負けない生活習慣を身に着ける。

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冷え性は体にとっていいことはありません。特に女性は冷えによって影響を受けやすいので注意が必要です。冷えによってどんな影響があるのかまとめておきます。





【免疫力の低下】
体温が1度下がると免疫力は約60%になるといわれています。免疫力は体へ侵入してきた雑菌やウィルスへの大事な砦。体が冷えていると風邪をひきやすかったり、膀胱炎や腟炎などちょっとした炎症を繰り返しやすくなります。
【月経不順】
冷えは血行不順を引き起こしてしまいます。骨盤内が冷えて血行が悪くなると卵巣への血流も滞りがちなため卵巣機能が低下します。その結果、月経不順を引き起こす事が考えられます。 また、月経時には子宮の周りの血流が悪いと月経の時に子宮の周りに血液がたまった状態になり痛みが出やすくなります。
【内臓機能の低下】
食べ物を消化したり体の機能を保つために体内で機能する「酵素」は約37度で最も効率よく働きます。そのため体の内部の温度が低いと酵素がうまく働かず、内臓の機能そのものが悪くなってしまいがちです。
【不妊症】
子宮や卵巣への血行不良は、卵巣機能が低下したり子宮内膜がきちんと厚くならなかったりするため妊娠しにくかったり妊娠が持続しないなどの影響があります。
【痩せにくい・むくみやすい】
冷えている部分は代謝が悪くなるため冷えている部分が特に痩せにくく、血流も滞るのでむくみやすくなります。
ではどうやって冷え性を改善したらよいの??
【生活習慣と食習慣の改善をおこなう】
生活習慣と食習慣の改善が最も日常効果的な方法です。最近は漢方薬による治療を取り入れる病院もあるので相談してみてもよいのではないでしょうか。漢方薬の中にも冷えを改善する成分が含まれているものがいくつかあることが分かっていますし、生薬での治療は体への負担も小さいとされています。
【体を温める食べ物を積極的に食べる】
冬に採れる物・寒い地方で採れる物・土の中にできる物・発酵食品などは体を温める食品。
栄養素でいうと、ビタミンB1は、糖質を燃やし身体を動かすエネルギーを生み、体熱を効果的に生み出す効果があります。多く含まれている食品は、豚肉、マグロ、卵、ゴマ、ほうれん草、レバー、イワシ、焼き海苔など。
ビタミンEも、血液をサラサラにしたり、毛細血管を広げて血行をよくし、体を温める効果があります。ビタミンEをよく含んでいる食物は、イワシ、カボチャ、ほうれん草、タラコなどです。
【体を冷やす食べ物を控える】
夏に採れる物・暑い地域で採れる物・加工食品・ファストフード・精白した食べ物(白米・白い砂糖等)は、体を冷やす食べ物。冷たい飲み物など、物理的に冷たい物ももちろん控えた方がいいでしょう。
【朝晩湯船につかる】
シャワーでさっと済ませるのではなく、朝は15分以上・夜は30分以上じっくりと湯船につかりましょう。夜はお湯の温度をやや低めにして、半身浴でできるだけ長めにお湯につかれるようにするのがポイント。
【適度な運動を定期的に行なう】
長時間のハードな運動をたまにするより、30分以上の運動を週2~3回以上のペースでコンスタントに続ける方が効果的です。ウォーキングでもヨガでもいいので、楽しく無理なく続けられる運動習慣をつけましょう。
【薄着や素足を避ける】
物理的に体を冷やさないことも大切です。特に足の裏を冷やすと、内臓が冷えてしまいますので、冷え性の人は素足になるのをできるだけ避けることをお勧めします。
【冷房をできるだけ控える】
本来は体温が上がりやすいはずの夏にも体が冷え切ってしまうと、血液の流れは悪くなる一方です。冷房はできるだけ避けて、冷房の中に入るときは靴下やひざ掛けでしっかり防寒しましょう。
【適切な体重を保つ】
無理なダイエットをしたり、充分な体重が保てていなかったりすると、筋肉が少なくなるだけでなく、体が省エネ体質になり熱をうまく作れなくなってしまいます。
引用:http://allabout.co.jp/gm/gc/301931/

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