この二つのリンクを読んで、組織に必要なこととは何かと、不意に感じたので記事にしました。
ちなみに私はどちらとも支持しているわけではないので、公平な立場での感想だと思う。
論破した、されたとかどうでもよくて議論するのであれば、論が存在しなければならない。
これは何もここだけの話ではなくて、科学論文や文章、日常の会話に至るまで必要なことだと思う。科学の論文は数ページのレポートとして執筆されるので特に論理が綺麗な織物のように綴られていくため明確に『論』を感じやすい。
日常会話でも『あの人の話は分かりやすいね』という人の話し方にはやはり綺麗な筋が通っているものだ。
だから世間一般に認められる。
ところが、民主党のこのやり取りはどうだろう。
一人一人のその時その時の話はそれなりに頭の良い人によるものであるから『論』の間違いはないのだろうが、民主党という1つの組織から出てくる意見は全くお粗末に四散している。組織内で意見のすり合わせがされていない。だから櫻井さんにコテンパンに論破される。党内の統制がとれていないということだろう。政権なんて担えるわけがない。
怖ろしい。