赤ちゃんがむせない哺乳瓶と授乳テクニック

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アカチャンホンポや西松屋で購入できる哺乳瓶はピジョン、betta、nuk(無い店舗も、nukは撤退したの??)、Bean Stalk、コンビ(テテオ)、チュチュベビーなどですね。産後の入院中はピジョンの哺乳瓶だったのでとりあえず同じものを購入し使ってました。

ところが、1か月になると授乳中にむせてミルクを吐いてしまうことが多くなり、のどに詰まって呼吸困難にならないかと、ひやひやすることが多くなりました。なんでだろうかといろいろと観察したんですが、どうやらうちの子は吸う力が強いようで、ピジョンの哺乳瓶では通常の倍近くの速さで飲み干します。いろいろな哺乳瓶を試したのでレビューしました。




むせ始めた時に使っていた哺乳瓶は『ピジョン 母乳実感 哺乳びん プラスチック製 240ml オレンジイエロー』です。この哺乳瓶での授乳時の特徴は、よく出ることと、口の動きによって乳首が外れそうになることでした。初めはむせなかったのですけど。。。

赤ちゃんがミルクを飲む際には『吸着』、『吸綴(きゅうてつ)』、『嚥下(えんげ)』の3ポイントが重要です。口が乳首に密着し、舌の動きがダイナミックで、適した量を飲みこむと赤ちゃんは上手に無理なくミルクを飲むことができます。

これをうちの子に当てはめると、舌の動きは非常にダイナミックなのですが、唇の動きで乳首を前後に動かしてしまうために密着していない時がありました。乳首が飛び出した状態で吸うことで唇との隙間から空気を吸ってしまいます。また、吸う力が強いためにミルクを口いっぱいにして飲み込むことになるのでむせてしまうようでした。

そこで、『口を動かしても乳首が外れないようにするには?』、『出るミルクの量をコントロールするには?』というテーマでbetaとnukとテテオを試しました。

まず、betaですが試したのはドクターベッタ哺乳瓶です。

bettaの哺乳瓶の特徴は咀嚼を促す形と穴の形状です。固めと柔らか目があるのですが、あごをもぐもぐ動かすことで・アゴを発達させ歯を丈夫に、脳を刺激し記憶力を高める、集中力を高め、ストレス緩和等の効果があるそうです。

穴の形状も丸穴とクロスカットタイプがあります。月齢や赤ちゃんの状況に応じて選択します。我が家ではスタンダードタイプのクロスカットを購入しましたが、これはピジョンよりも早くミルクがなくなっていくます。大量のミルクを口いっぱいにして飲みこんでいるようなので、途中で怖くなってやめました。

次にためにしたのが『NUK プレミアムチョイスほ乳びん』です。

この哺乳瓶は特徴的な乳首の形をしていて、平らで先がとがった飲み口は舌と下顎を障害なく飲む 動作へ導き、くぼみは吸っている間、舌の先と下あごの先端に空間を作ります。そして、狭くなった上部が下あごが飲む動作を している間、赤ちゃんの お口の中で上あごで ニップルを保持します。

わが子にはこのニップルの形が合っていたようで、激しく上下していた乳首もしっかりと保持できているようで動かず、空気を吸っているような感じはありません。出る量も少し少ないくらいで、吸う力の強いわが子にはちょうどよく、授乳の時間も平均的な時間になりました。

ところが一つ問題があります。このnukがどこに行っても売っていない。わたしはアカチャンホンポで購入したのですが、『これに決めた!』と勢い勇んで店へ行き、もう一本購入しようとしたのですが、どこに行っても売ってない。店員さんに聞いたら、詳しいことはわからないようだったけれど、nukは日本から撤退するようで、実際に納入もされていないので、今は在庫がある分だけ店頭に出しているとのこと。あの一本が奇跡的に残っていたようで、他の店舗にあれば取り寄せると言ってくれたのだけれど今後なくなるものを買うのも気が引けたので他の哺乳瓶を探すことにしました。最適な哺乳瓶に出会えて授乳も怖くなくなると喜んでいたのですが残念です。

で、棚を物色していると目に入ったのが『コンビ テテオ teteo 授乳のお手本』です。何だかnukと形状が似ていることもあり、一つ試してみることに。この乳首もストレートではなく適度なくぼみがあります。赤ちゃんの授乳を徹底的に調査し理想的な形状を目指したようです。

結果ですが、狙い通り、nukと同様にミルクを飲むことができました。この哺乳瓶はもう一つ利点があって、空気口の大きさを変えることができます。ほかの哺乳瓶に比べパーツが増えることになりちょっとめんどくさいですが。ちなみにこの中ふた無しで授乳したところ、ダバダバにもれて大変なことになりました。

(amazonサイトが開きます)

哺乳瓶選びは難しいです。子供は一日一日と成長し、昨日通じたことがもう変わっていることもしばしばとびっくりさせられる毎日です。わが子はほかの子と比べて飲む力が強かったわけですが、教科書通りにはいかないんだなと痛感しました。

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