ダイエットの前に人の体の性質を把握しよう

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ダイエットをする目的は減量ですね。だからと言って絶食したり生活習慣を改めないといずれリバウンドします。

血糖値について

血糖値と飢餓状態は密接な関係があります。食事を摂らないでいると血中の糖分がどんどん消費され低血糖状態になります。ここで空腹を覚え食事を摂るように本能が訴え始めますが、この状態が続くと体内に蓄えた糖分や脂肪を消費し血糖値を維持するように代謝が始まります。

まず、食事の回数を一日1~2回に制限。朝は起き抜けに市販の野菜ジュースを1杯。昼は何も食べずブラックコーヒーや水などでまぎらせました。夜は気のすむまでたくさん食べましたが、肉や魚をメインにし、野菜は生のサラダか、野菜炒め、味噌汁の具などとしてできるだけ多く食す。炭水化物はせいぜいが小麦粉を原料とする餃子の皮程度。

すると、2~3日たって体が徐々に慣れてきたせいか、昼間はさほど空腹を感じなくなりました。体重は目に見えて減っていき、毎日、体重計に乗るのが楽しくなり、その喜びがさらに我慢を後押ししました。

この状態が続くと体重が落ち始めるのですが、やがて全く落ちなくなる時がやってきます。また、私もそうだったけれど体に変調を覚え、私の場合帯状疱疹ができてダイエットを中止したことがありました。引用個所は私の状況ととてもよく似ているので紹介したのですが、ダイエットにはコントロールが必要です。

炭水化物抜きダイエットはやっぱりキケン!? 虚実入り混じる「食」の情報、その真偽をただす より

ところが、2週間もたつと体に変調が表れます。一般に暴飲暴食して内臓が弱ったとき、唇の両端がただれて痛むことがあります。その症状がひどく出て口を開けられなくなり、さらに口内炎もできて、ものが食べにくくなりました。

これはとても意外でした。「一日に必要な野菜の栄養が摂れる」と謳っているジュースを毎日飲んでいましたし、夕食にトマトやキャベツ、ニンジン、ダイコン、シシトウ、ホウレンソウなどを輪番で食べ、ワカメやコンブも食べていたので、必要な栄養は摂れていると思っていたからです。

意外なことがもうひとつ。夕食でたっぷり食べても飢餓感がなくなることはありませんでした。

肉や野菜は見るのも嫌なのに、白いご飯やうどんが無性に食べたくて、それはのどの渇きにも似た切実な渇望で、テレビでおいしそうな丼ものの映像など見てしまうと、もう我慢できません。深夜営業している牛丼屋に走ったものの、外の風にあたると気分が変わり思い直して途中で引き返すという、無駄なことを何度か繰り返しました。

そうこうするうちに体調はどんどん悪化。朝、ベッドを出る際は、必ず立ちくらみを起こし、時折何かの拍子に動悸を感じることも。大便の回数は2日に1回から、出ない時は1週間に1回になり、ひどい便秘に苦しむことに。

体重は2ヵ月程度で目標を達成しましたが、体調はますます悪くなり、じっとしているのに疲労感、倦怠感、脱力感が増し、ついにはモノを取るために腕を上げることすらおっくうになってしまいました。手先がしびれたり震えたりしてキーボードを打てず、仕事ができなくなったため、このダイエットは中止せざるを得なくなった――。

ダイエットを初めて極端な飢餓状態が続くと人の体は以下のようになるそうです。

ダイエットと飢餓状態

僕もダイエット生活を2年半くらい続けているんですが
低カロリー(1,500/日)の生活で4ヶ月ほどしたときに
急に体脂肪が落ちなくなった経験があります。

そういう場合には、
体重が落ちても大部分が筋肉で
何が起きたのかと思ったことがあります。

調べてみると3つのホルモンが主な原因でした。

・ 甲状腺ホルモンの生成量の減少
→ 代謝速度減少(たんぱく質合成も遅延) → 消費エネルギー減少

・ テストステロンの生成量の減少
→ 筋肉生成量(維持量も)減少 → 消費エネルギー減少
※ テストステロンには脂肪を貯蔵する働きを抑えて
脂肪燃焼を活発にする働きもあるが、これも阻害する。

・ レプチン生成量の減少
→ 代謝速度の低下 → 消費エネルギー減少
※ レプチンの分泌量が減少すると強い食欲に襲われるが
これによる暴飲暴食もダイエットの敵

低カロリーの生活をしていると上記の現象が起こり
たぶんコレをホメオスタシスと言ってんだろうなと思います。

回避方法は、1週間(本当は12日間でいい)に
1食だけ炭水化物とオリーブオイルの多い食事をとり
その日だけ摂取エネルギーを多くすることでした。

ダイエットにもエネルギーが必要です。また過度の我慢もいけません。適度に体を回復させてあげましょう。

そのほかのコツ

  • 18時以降は炭水化物を食べない。夜はエネルギーが燃焼し難く、脂肪として蓄積しやすい。
  • 30回噛む。満腹中枢が働き、臓器も低負担により活性化で白色脂肪が燃焼。
  • 先に不溶性食物繊維をとるとバリアになる
  • 糖質と糖類は違う。糖類は糖質に含まれる
  • 純アルコールのカロリーは蓄積されない
  • たんぱく質は筋肉に必要



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