もし自分の子供がイジメられていたらどうするか?

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30分ほどでざっと読んだ程度ですが、とても気になる内容だったので。近頃でも岩手県で中学2年生がいじめを苦にその若い命を絶ってしまうなど大変痛ましい事件があったばかり。少し前になりますが、大津市で起きたイジメでも生徒だけでなく教育を担う者の姿勢も問われる大問題がありました。いじめがわが子に降りかかってきたらどうするか。その矢先でした。

『へこたれない子になる育て方』の著者である高濱正伸さんは東京大学在学中から受験生を指導する中で、学力の伸び悩み・人間関係での挫折とひきこもり傾向などの諸問題が、幼児期・児童期の環境と体験に基づいていると確信し、仲間と学習教室「花まる学習会」設立し教育書も多数出版しています。本書は自身の小学生時代のいじめを受けた体験から、イジメの克服は家庭環境が大切としています。

親が学校やいじめをする子供の家へ押しかけるような”口出し”をしないでただ子供を抱きしめ、温かく支える。子供が毎日帰る家を”安らぐことができる環境にする”ことが大切と。

高濱さんのいじめ体験は自称大きめの頭を学校の児童の多数で笑うというもの。暴力を受けたかどうかに関しては不明ですが、暴力によるいじめだった場合はどう対処していたのか?初めはほんの些細なことからいじめの火種ができるとも言います、それがどんどんエスカレートしていって特定の子供が追いつめられる。大人への階段を駆け上がっている微妙な成長段階である小中高生の時期に家族の支えだけでは心もとないような気もしますが。

  • 花まる学習会とは?

高濱正伸社長と花まる学習会の評判まとめ

考える楽しさとかやる気とか普通の学校の授業ではなかなかできない教育方針を採っている塾のようなところのようです。自主的に学べるよう、そして「自分でメシを食っていけるような魅力的な人物に育てる」をモットーにしています。それはとても大切なことですが、評判についてもいろいろあるようで実際のところよくわかりません。心を強くするという教育方針は間違っていないと思いますが。

いずれにせよ、いじめに早く気付いてあげること、親ができるもっとも大切で、早いに越したことはない。そのあとはどうすればいいか。

非業の死を遂げてしまった少年は毎日名前や生い立ちなどをさらされ、もし私が親だったらいたたまれないのではないか。なぜ加害者はここまで守られるのか。こんなサイトがあるくらいだからね。。。

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