マイナンバー通知カードが我が家にも届きました。先日はセキュリティー面について調べたのですが、本当に大丈夫なのかはまだこれからでしょう。
万が一、マイナンバーが他人に知られてしまったらどうなるのかについての記事で弁護士さんが解説しています。
「マイナンバーと紐づけていいのは、社会保障・税・災害対策分野のうち、法令に明記された事務で取り扱う個人情報だけ。たとえば、借金額や詐欺被害歴などの情報と紐づけることは法律上許されていません」
とはいえ、システムがハッキングされれば漏れるのは従来と同じであり、それが今制度になったとしてもリスクは高まらないそうです。それにしても給料は即ばれちゃうのね。
副業はどうばれる??
よく言われるのが副業が会社にばれるのかどうか。ここまで関心があるということはかなりの人が会社に内緒で副業をしていて、業務規定に反する可能性があるのでしょう。
どうして副業がばれるのかといえば住民税額が自治体から企業に通知されるから。たとえば同じ給料を支払っている社員の住民税が異なればすぐにわかってしまうのです。
しかしながら自分で確定申告をすれば(これを普通徴収という)別扱いになるので企業の給料分の住民税額が通知されるためわかることはないのですが、自治体で普通徴収を認めない様になりつつあるようです(甲府市の例)。
一時所得・雑所得であればわからないのかな?
とにかく、マイナンバーは関係ないようですね。普通徴収さえできるのであればこれまでどおりばれないのでしょう。
マイナンバーを人に教えると、プライバシーはどこまでバレる?(PRESIDENT 2015年11月16日号)
悪い人たちはマイナンバーをチャンスと捉えているようです。
「マイナンバーをビッグチャンスと捉えている悪いヤツらは大勢いますよ。ある集団は、いわゆるオレオレ詐欺で成功したんですが、そのときの“顧客”リストがそのまま“マイナンバー詐欺”にも使えるとホクホクでした」
マイナンバー制度で詐欺師たちが考えていること(2015.11.09)
したがって、システムがハッキングされたりシステム内の情報が何らかの理由で漏れたりしなければ、厳しい罰則もあるので、リスクはそれほど無いようですね。