首が据わるまでは抱っこ紐は使わない!
そう心に決めていたのですが、抱っこしていないとおとなしく寝てくれず、ミルクを与えたら次のミルクの時間までずっと抱っこ、なんて状況にさすがにギブアップ。哺乳瓶に続き抱っこ紐もいくつか試したのでレビューを兼ねて記事にしました。
子供が生まれるので準備をと意識し始めたときに薦められたのが、『ベビービョルン ベビーキャリア ミラクル』でした。対面式で、お子さんもすやすやと眠っていたのでなんとなくそのまま購入。上位製品に『ベビービョルン ベビーキャリア One』というのがあるのですが、Oneはおんぶにも対応しているようですが欠品中だったのでミラクルを購入しました。
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新生児の場合は対面抱っことのことで早速使ってみました。
この抱っこ紐は、使用する自分はとても楽です。肩が凝るとかバランスが取り辛いとか無くが、快適に動けます。ところが、うちの赤ちゃんは自分の顔が私の胸にうずくまる様になることが苦しいようで、頭を左右にキョロキョロとし始め、やがて泣き出してしまいました。それにとどまらず、はずした後もギャン泣き(たぶんこれまでで一番激しかった)。
ちょっとキツク締めすぎてしまったのかもしれませんが、それ以降十分に試すこともできず、この抱っこ紐はNGに。わかるんですね。。。
縦抱きがだめだったのか、単にキツかったのかわからないけれど、今度は横抱きの抱っこ紐を捜すことに。そして見つけたのが『この抱っこ紐』です。
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これはだめだった。布素材で柔らかいのですが、腰がまったく無いので持ち上げると赤ちゃんを完全に包み込んでしまい、淵が顔を覆ってしまいます。で、しばらく経つと蒸れてきてクズリ出す。下にマットを引くなどして工夫をするか、涼しければいいのかもしれませんが、赤ちゃんは体温も高く汗っかきなので無理そうです。
最後にめぐり合えたのが『コンビのニンナナンナ SM-D』です。これもベビービョルン同様にいろいろな抱き方に対応していますが、大きな違いは横抱きができること。
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広々ヨコだっこシートは厚み、腰があり持ち上げてもまるでベッドのように姿勢を維持してくれます。また、紐が顔にかかることも無く赤ちゃんも不快に思うことが無いようで、ぐっすり寝てくれました。驚いたのが、そのまま下に降ろしても寝続けてくれます。ベッドに移し変えるときに置いた瞬間や、首から手を抜くときに起きてしまうという心配もありません。
ひとつ欠点を挙げるとすれば、ベビービョルンのような縦式に比べ体への負担が大きいことです。何時間も横抱きをしていると肩にベルトが食い込みとても凝ります。それでも何も使わず抱き抱え続けたり、赤ちゃんが寝てくれないことに比べれば遥かに楽です。我が家ではコンビのニンナナンナに落ち着いたといっていいでしょう。
哺乳瓶選びをそうでしたが、このレビューがすべての赤ちゃんに通じるかといえばそうではないと思います。うちの子は蒸れたり苦しかったりと、嫌なことはすぐに泣いてしまうので縦抱っこ紐はNGでしたが、そうではない子の場合は縦抱っこ紐もOKかもしれません(実際にエルゴベビーやベビービョルンはよく売れているし)。抱く側からすれば縦抱っこ紐のほうが楽です。横抱っこ紐は肩への負担が大きいので肩の凝りやすい人には辛いかもしれません。
このレビューが少しでも参考になれば幸いです。