~『機能性表示の解禁』って!?~
トクホでおなじみの特定機能性食品は、いままで申請に1~5年かかり、それまでに莫大な費用と時間がかかります。そのために一部の大企業に限られてきた背景があります。
トクホはその効果が科学的に裏付けられていることが第一条件ですが、政府の規制緩和による市場の活性化の一環で、2015年の4月から正しくデータが示されていれば国の審査を経ずに表示ができるようになります。
~どんな表示がされるか~
これまでのトクホは体脂肪、血圧、コレステロール、整腸作用に関するものがほとんどでした。それが今後は、睡眠、美容、疲労、免疫に関する表記もされ、たとえば以下のようになります。
豚肉:「ビタミンB1が疲労回復をサポート」
乳製品:「トリプトファンが睡眠をサポート」
果物類:「ビタミンCが美肌に整える」
~どう活かすか~
肌の調子が悪いときにビタミンCのサプリメントを飲むという選択肢に加え、スーパーの売り場で肌に関する食材を見つけ、それを献立に取り入れるといったことも可能になります。
ダイエットと肌のトラブルを抱えているときにはなかなか十分な食事をとる気になれず、ついついサプリメントで済ませてしまうことをしていた人も、ビタミン豊富な野菜を中心に献立を考えたり、デパ地下でお惣菜を探すとよいのではないでしょうか。
2015年4月は『自分で考えるダイエット』が可能になるダイエットニューイヤーとなるでしょう。
(機能性表示はこちらを参考にしています。)