赤ちゃんのいる家庭でのおすすめ加湿器

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加湿器の危険性を考える

加湿器にはいろいろな加湿方法を採用する製品がありますが、代表的なものはスチーム式(スチームファン式)、超音波式、気化式、ハイブリッド式でしょう。この記事では赤ちゃんのいる家庭でどのポイントに注意して選べばいいか考えます。

ズバリ言ってしまえばヤケドカビや細菌の飛散です。蒸気を作るための機構がそれぞれのタイプで異なるのですが、スチーム式では実際に水を沸かして作った湯気で加湿するために、万が一、機械が転倒してしまえばお湯でやけどをする危険性があります、これがやけどの問題点

また、お湯を作らずに超音波による振動で水をミスト化したり、水を自然と気化させて作った加湿空気を拡散させる気化式やハイブリッド式では水の温度を上げる必要が無いため機械が転倒して掛かったとしてもやけどの心配はありません。

しかしながら、スチーム式のようにお湯を沸かさないので機械内部でカビや細菌が繁殖することがあり、汚染された水を部屋に撒き散らす可能性があります。几帳面に掃除ができるのであればやけどの問題も無く、有利かもしれません。

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我が家では火傷の危険性は子供を加湿器に近寄らせないように配置することで、スチーム式を選択しました。きれいな水を入れたつもりでもカビや細菌が撒き散らされて子供が喘息になったら・・・ということが理由でもあります。

消費者庁やニュースでも子供のいる家庭での加湿器による火傷が増えていると警告されています。本当に火傷だけには気をつけないといけませんね。

【加湿器によるやけどに御注意ください!】

スチーム式加湿器でやけどが起こっていると聞くが、どのような注意が必要か知りたい

失敗例から学ぶ、後悔しない加湿器選び

これらを踏まえオススメのスチーム式製品を紹介します。

・象印と三菱重工がオススメ

スチーム式は過熱することで蒸気を発せさせるので転倒した際にやけどの危険性があります。電気ポットみたいな感じですね。でも、加熱によって水が殺菌されるので汚染された蒸気を吸う危険性はぐっと下がります。気管支など呼吸器が弱いお子さんがいる家庭にはオススメなのではないでしょうか。

その中でも転倒してもお湯が出てきにくい製品はあります。象印 スチーム式加湿器 EE-RK50-CAは魔法瓶の時代から培った安全性の技術が用いられており、また、そのメンテナンス性のよさが人気です。私も家庭でも使っています。

お湯が沸くまでの時間は少しボコボコという音がしますが、あまり気にしないでいれば『ああ、加湿してくれているのね』という感じになりますが、うるさいという人もいるかもしれませんね。

選んだ理由ですが交換部品や手入れが簡単なことです。最後まで候補であった次に紹介する三菱のroomistは1000円ほどの交換部品が消耗品としてあり、ちょっと複雑そうに見えました。

象印 スチーム式加湿器 EE-RK50-CA

次は最後まで候補に残っていた三菱のスチームファン式加湿器

三菱重工 roomist SHE60LD-Wは厳密にはスチームファン式で象印のタイプの進化形とも言えます。何が違うかというと、蒸気をファンで排出するので外に出てくるときには40度くらいに温度が下がっている点です。これなら蒸気で火傷することは無いでしょう。また、転倒したとしてもこぼれてくるお湯の量はほんのわずかなのでそんなに心配する必要もなさそうです。

で名はぜこの製品を選ばなかったかと言えば、消耗品がある点。布のような部品(1000円くらい)が汚れると交換するのですがその頻度が少なくないようでした。また装置内が複雑な形状なので掃除しにくそうです。
三菱重工 roomist SHE60LD-W

加湿はしないよりした方が絶対いいです。お部屋も暖かく感じますし、なんと言っても感染対策には効果絶大です。

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