授乳はママと赤ちゃんのスキンシップとなり、赤ちゃんとママとの信頼関係に欠かせません。母乳には「初乳」と「成乳」の2種類があり、母乳を出すことは赤ちゃんにメリットがたくさんあるのです。
授乳期にはカフェインレスのお茶を飲みましょう。
赤ちゃんに嬉しい母乳の成分
初乳は出産後から産後一週間くらいの間に出るおっぱいを言います、黄色っぽくじわ~っと出て量もごくわずか。甘さはなく、少し塩分を含み、これを飲むことで赤ちゃんの胎便排出を促す働きがあります。また、初乳にはアレルゲン、ウイルスに対抗するスーパー免疫成分が含まれ初乳から成乳になるにつれ徐々に薄くなっていきます。
成乳は、脂肪もたんぱく質もビタミン、ミネラルなどほとんどの栄養素が赤ちゃんの成長に合わせて質も量も変化していきます。その時の赤ちゃんの消化や吸収機能に沿うように、必要な分の栄養だけが含まれるのです。
母乳を与えることで以下のような効果があると言われています。
・体全体が引き締まり、しっかりとした体格になる
・顔色が良くなる
・吸う力であごやこめかみの筋肉が発達する
・胃腸が丈夫になる
・免疫が上がり風邪などにかかりにくくなる
・たとえ風邪にかかっても回復が早い
・情緒安定、機嫌が良い
・表情豊かでよく笑う
さらに注目したいのが、脳神経の発達を促す栄養素(タウリンなど)が含まれているため、口筋や脳神経を刺激することで「頭が良くなる」とも言われています。
母乳を出すには
母乳は赤ちゃんを産めば誰しも出るとは限らず、産後よりも妊娠後期のケアが大切です。マッサージはもちろん、乳腺を詰まらせないよう、後期から食生活に気を付け、甘いものは控え、水を一日1リットル目安に摂取します。産後はもちろんですが産前からおっぱいケアの教室などに参加するのも良いでしょう。
母乳は血液から作られるので、ママの食生活によって成分が左右されます。つまり、カフェインなどを過剰に摂取するとカフェインを含んだ母乳を赤ちゃんが飲むことになりますので、お茶などはタンポポ茶などカフェインの少ないものを飲むようにしましょう。
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