災害時、大人は我慢すれば何とかなる場合でも、そうはいかないのが赤ちゃん。ミルクに、おむつ、最低でもこれらは揃えておきたいですね。
政府のガイドラインによれば、災害備蓄倉庫には以下のものがあるようです。
<災害時に備えた備蓄品の例>
飲料品(一人1日3リットルを目安に3日分)/食品(アルファ米など一人5食分を用意)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど一人最低3日分の食料/下着、衣類/トイレットペーパー、ティッシュペーパー/マッチ、ろうそく/カセットコンロ
でも、災害が起きて行政が機能し出すまでの時間は自分で何とかしなければなりません。
<非常持ち出し品の例>にあるものは最低でも揃えておきたいところです。
飲料水/食料品(カップ麺、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)/貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)/救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)/ヘルメット、防災ずきん/マスク、軍手/懐中電灯/衣類、下着/毛布、タオル/携帯ラジオ、予備電池/使い捨てカイロ/ウェットティッシュ/洗面用具
実際に仙台市消防局が7,565名に調査したアンケート結果を見ると、震災前後に備えたものから”実際に必要なもの”が見えてきます。
<震災前に備えていたもの>
1位:懐中電灯、ろうそく(80.9%)
2位:携帯ラジオ(70.0%)
3位:カセットコンロ(61.4%)
<震災後に備えたもの>
1位:非常用食料、飲料水(63.8%)
2位:懐中電灯、ろうそく(57.2%)
3位:携帯ラジオ(51.5%)
とっさに持ち出せるものとして市販の災害用セットを購入してわかりやすいところに置いておくとよいと思います。
乳児がいる家庭では、おむつ、清潔なミルク、からだ・おしりを清潔に保つグッズがあると助かります。そこで、非常用には使い捨ての哺乳瓶と携帯用おしりシャワーはいかがでしょうか。
参考:http://nikkancareism.jp/archives/56752