世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC、本部フランス・リヨン)は26日、ソーセージやベーコンなどの加工肉について「発がん性が十分認められ、大腸がんになるリスクがある」との調査結果を発表した。赤身肉についても発がん性の恐れがあると指摘した。
欧米メディアによると、発がん性につながる物質が加工段階で生成されるという。欧米に比べると日本人の肉類の消費量は少なく、「日本人の一般的な消費レベルなら大腸がんリスクにはならない」との研究結果もある。
IARCによる発がん性の評価は5段階で、加工肉は喫煙やアスベストなどと同じく最も高いレベル。毎日50グラムの加工肉を消費すれば、大腸がんのリスクが18%増加すると結論付けた。
http://www.sankei.com/life/news/151027/lif1510270003-n1.html
引用元: ・【科学】ソーセージやベーコンは大腸ガンになるリスク WHO調査結果発表 [10/27]
ウォールストリートジャーナルにも辛らつな評価が。
サラミやベーコンに発がん性があるとし、その危険性を喫煙やディーゼルエンジンの排ガスと同水準だと認定している。
また、ステーキやローストビーフなどの赤身肉についてもがんを発病させる可能性があると考えられ、その危険性は広く使用されている除草剤のグリフォセートと同レベルとした。
これは添加物の問題ではなく、製造段階で肉の成分から出来るような内容であるから”無添加”を謳っている製品についても楽観できないのですね。