COP21の主要テーマのひとつは温暖化ですが、お金・技術の問題だけじゃない

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アフリカっていったいどうなってるの?

今朝のNHKニュースで地球温暖化についてエチオピアの環境団体の代表者へのインタビューが流れていた。その中で、
『温暖化の原因を作ったのは明らかにアフリカではないが、我々も努力はしている』

『アフリカは干ばつ続きで灌漑が必要、900億円必要だが3パーセントしか集まらない』

とういう内容だった。

私のこういう始まりからして、『アフリカの死に物狂いで取り組んでいる姿勢が見たい』というのが今回の内容です。

よく後進国は先進国が率先してお金・技術を提供しろといいます。それはそれでいいんですが後進国が今ある先進国と同じ道を歩むのはどうかと思います。温暖化にならないための(そもそも温暖化ってほんと?)賢い経済成長をする工夫が中国の大気汚染を見る限り後進国にあると言うのは難しい。

で、先のアフリカ代表の発言ですが、後進国だらけのアフリカは40年たった今でも40年前と大して変わらない。

アフリカへの支援

私が物心がつきテレビを見る様になって、印象に残っているシーンの一つが『アフリカの小さな子どもが飢えに苦しんでいる、ミルク、抗生物質、ワクチンを支援するための募金を』という内容の公共広告機構のCM。

私と同じくらいの黒人の子供が母に抱きかかえられ、ぐったりとカメラ目線で何か訴えている様な大きな目に、簡素な小屋の土の床に置かれたベッドに横たわる少女の顔に止まったハエに子供ながら衝撃を覚えました。

どうしてアフリカを支援するのか?

綾小路きみまろさんではないですが、あれから40年。CMと同じくらいの子を持つ様になり、生活も文化も大きく変わりました。もうこのままでは伸び代がない日本ですが、少子化が改善されればまだまだいけると思うのですがね。
でも、年金世代にまたまたばら撒くんですってね。

年金受給者の3割に3万円 参院選前後、1250万人に

アフリカが○○な理由

話は反れましたが、アフリカへの支援を40年経過した今においても未だに求めるCMはまだまだ目にします。むしろ何も変わっていない、改善すらできていないと思ってしまう。

アフリカと言っても広いですから、もう少し具体的に地域を限定した方がいいのかもしれません。だって、頑張っている国からすればとても不名誉なことでしょう。ナイロビやケープタウンはとても発展していますし。

発展するほうがいいのかしないほうがいいのかはさておき、飢餓や平均寿命が未だ変わらないアフリカの状況は、奴隷と植民地支配が影響のようです。白人が線引きした国境では国という意識がうまれず、部族間の対立が破壊や地雷の設置を引き起こし、せっかく作った施設をめちゃめちゃに。

近代化できないイデオロギーがありすぎ。

アフリカで飢餓、貧困、争乱が絶えない理由

いずれにしても、40年たっても未だに同じ悲惨な映像を見なければいけないことはいたたまれないですね。

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